綺麗な所作(しょさ)とは、動作や振る舞いが上品で美しく、見る人に好印象を与えるものです。以下に、所作を美しく見せるためのポイントを一覧にまとめました。
1. 立ち居振る舞い
• 美しい姿勢:背筋を伸ばし、肩の力を抜き、自然なS字カーブを意識する。
• 上品な歩き方:足を引きずらず、内股・ガニ股にならないよう、膝を伸ばして歩く。
• 静かな座り方:音を立てずに腰を下ろし、膝と膝を軽く閉じる(女性は内股、男性は肩幅程度)。
• 立ち方の美しさ:片足に重心をかけすぎず、両足均等に体重を乗せる。
2. 手の動き
• 指先の美しさ:指先をそろえ、無駄な力を入れずに柔らかく使う。
• 物の受け渡し:片手ではなく両手で丁寧に渡す・受け取る。
• ドアの開け閉め:静かに開閉し、手を添えるように優しく閉める。
• 指し示す動作:指先ではなく、手のひらを上に向けるようにして示す(特に接客業では重要)。
3. 食事の所作
• 箸の使い方:箸を正しく持ち、食べ物を乱暴に扱わない。
• 器の持ち方:茶碗や汁椀は片手で持ち、安定させる。
• 音を立てない食べ方:咀嚼音を抑え、口を閉じて食べる。
• 美しい飲み方:コップや湯呑みを持つときは、指をそろえ、口をつけるときに肘を張らない。
4. 挨拶・お辞儀
• 自然な笑顔:作り笑いではなく、目元から柔らかく微笑む。
• お辞儀の角度:
• 軽い会釈(15度):すれ違い時や挨拶のとき
• 普通礼(30度):一般的な感謝や謝罪
• 最敬礼(45度):深い謝罪や重要な場面
• 目線の位置:お辞儀をするときは相手の目を見てから、ゆっくりと下げる。
• 語尾を丁寧に:「ありがとうございます」「よろしくお願いします」と、最後まで丁寧に発音する。
5. 物の扱い
• カバンの持ち方:荷物をがさつに扱わず、静かに置く。
• 椅子の出し入れ:勢いよく引かず、静かに動かす。
• 紙やお札の扱い:折り目をつけず、丁寧に扱う。
• ドリンクの持ち方:グラスの上部を持たず、底や取っ手を持つ。
6. 言葉遣い
• 柔らかい言葉:「〜させていただきます」「〜いたします」と、謙虚な表現を使う。
• 語尾を丁寧に:「〜です」「〜ます」をはっきり発音する。
• 間の取り方:相手の話を最後まで聞き、間を置いてから話す。
7. その他のエレガントな所作
• 髪を整える仕草:手早く自然に、髪を触りすぎない。
• ハンカチの使い方:汗を拭くときは押さえるように、口元をぬぐうときは控えめに。
• エレベーターのマナー:乗るときは奥へ、降りるときは軽く会釈をする。
• 車の乗り降り:スカートの女性は、膝を閉じたまま乗り降りする。
美しい所作は、日々の意識で自然と身につきます。意識的に取り入れてみてください。