あけましておめでとうございます。
2025年も良い年でありますように。
年始に枡野俊明さんの「捨てること、離れること」を読みました。
経営の経はお経からの漢字であること、利他の心が糸の様に繋がって利益を生み出したこと等
とても興味深い内容でした。
更に禅と掃除は密接に関係があるようです。
以下参考。
禅と掃除には深い関わりがあります。禅の思想では、日常生活の中に心を整える実践があり、掃除もその一つとされています。掃除を単なる家事や義務と考えるのではなく、心を鍛え、今この瞬間に集中する「修行」として捉えます。
禅と掃除の共通点
1.無心になる
掃除をするとき、心を空にしてその行為に集中します。雑念を取り払い、目の前の仕事に没頭することで、自然と心が落ち着いてきます。禅で言う「今ここ」に意識を向けることと同じです。
2.調和を生む
部屋や空間を整えることは、心の中を整えることに通じます。乱れた環境は心の乱れを反映し、逆に清潔な空間は心の静けさを象徴します。禅寺では、掃除を通じて心と環境を調和させることが大切にされています。
3.謙虚さと感謝
掃除をすることで、自分が使う空間や物に感謝する気持ちが芽生えます。また、手を使い体を動かすことにより、自然や他者への敬意を実感します。これは禅の教えである「謙虚さ」にもつながります。
禅の掃除の実践
禅寺では、掃除が日々の修行の一環とされています。たとえば、床の拭き掃除は「作務(さむ)」と呼ばれ、心を整える大切な時間と考えられます。
実践のポイント
•意識を集中:掃除中は音楽やスマホに気を取られず、動きや音、空気の変化に意識を向けます。
•丁寧に行う:どんなに小さな作業でも丁寧に取り組むことで、自然と心が落ち着きます。
•日常化する:定期的に掃除をすることで、生活全体が整い、心の安定感が増します。
禅的掃除の効果
•心の浄化
•ストレスの軽減
•集中力の向上
•感謝の心の育成
掃除を通じて、自分の内面を見つめる時間を持つことができます。それは、単に部屋をきれいにするだけではなく、自分自身の心を磨く行為とも言えるでしょう。
本年もよろしくお願いいたします。