ハウスクリーニング士に聞く窓の清掃方法
窓ガラスの汚れ
外を映す家の中でも大切な部分である窓。
汚れの種類は内側と外側で異なります。
■内側
・皮脂(手で触ると菌も同時に付着)
・ヤニ(タバコが原因)
・ほこり(空中に浮遊)
・油等(キッチンに近いと飛び散る)
・カビ(結露が原因)
■外側
・砂やほこり
・黄砂
・雨の水垢
※網戸にも同様の汚れが付着します。
一階で道路が近い場合は車の排気ガスが原因の汚れがつきやすいので、掃除の頻度を高めないと汚れが徐々に蓄積されていきます。
窓の掃除方法
■ガラスの清掃
・油の汚れはアルカリ性の洗剤で落としましょう。
洗剤と水はタオルやスポンジに含ませて、ガラスを拭き上げます。
浮いた汚れと洗剤は水で流すか、清潔なタオルに水のみを含ませて拭き取りましょう。
※ポイント
最後に少しっ「水分が残った状態」でキッチンペーパーで最後の拭き上げ。
ピカピカになるまで擦ってください。特に角は残りやすいので気を付けて。
水分が無いと摩擦でキッチンペーパーが滑りません。
・カビの汚れは塩素系の洗剤を使用して適時置き、洗い流します。
・台風対策でガムテープを貼っていた場合はある程度剥がした後に、シール剥がしを塗布してスクレーパーで粘着を除去します。
■網戸清掃
・取り外し
構造を確認して、可能であれば取り外しましょう。
大体はドライバーや目打ちを使用すれば外す事が可能です。
小さく説明がシールで記載されているものもありますので注意深く確認してみてください。
築年数が経つと、窓枠自体が歪んで取り外せない場合がありますので、絶対に無理はしないように。
取り外さなくても清掃は可能です。
・網戸洗浄
網戸を取り外した場合は、安全な場所に移動してシャワーで汚れを流しましょう。
洗剤を噴霧して、洗車ブラシをあてながら水を流すと効率が良いです。
網戸を取り外せない場合は居住スペースから水を流して清掃します。
■レールの清掃
下の角に、ほこりや土が固まっていることがありますので、ハケをあてながら大まかに掃除機で吸い取ります。
バルコニーがあったり、一階部分で下に影響が無い場合は水とブラシを使用しても大丈夫です。
細かい部分は爪楊枝を使用しても、対象物が傷つかず便利です。
水はどこからもってくる?
窓を清掃する際は、洗濯機が吸水するパーツに蛇口用ニップルを接続してホースを窓まで引き込みます。
レール清掃のみで、少しの水が必要な場合はジョウロで代用してもいいかもしれません。
窓の定期清掃はピカソライフワークまで!
生活空間の中で外を映しだす、大切な部分である窓をキレイにするだけで印象がガラっと変わります。
弊社では、可能な限り分解して清掃していますので、見えないレールの奥までしっかり対応致します。