家庭で不可欠となっている掃除機。ホコリやチリを簡単に吸引してくれるので重宝しますね。
いくら便利でも、適切な使い方をしないと、持っている力を充分に発揮しない場合もあります。
そこで今回は、意外と実践できていない方の多い、掃除機がけのポイントをご紹介します。
掃除機を使う際のポイント
段取り良くキレイにするため、以下の4つを守って掃除機がけを行いましょう。
1.掃除機をかける前に…
掃除をする場所の理想は物が何もないこと。
物が散乱していたり、片付けをしたりしながらの掃除機がけは効率も悪いし、手間も時間もかかります。
掃除機がけの前は床に極力物が無いように、移動しましょう。
また、普段から掃除しやすい空間を意識して模様替えを行うと良いです。
2.掃除機がけは奥から出口に向かって…
キレイになった場所に再度足を踏み込まないように、奥から出口に向かって順番に掃除機をかけましょう。
ランダムに掃除機がけをすると、どこまでが掃除した場所なのか分からなくなりますよ。
3.力を入れずにコツコツと…
力をいれると汚れが落ちるように思いますが、床に掃除機を押し付けると掃除機が故障する原因になりますし、吸引力が落ちることもあります。
効率的に吸い取るためには一か所20秒くらいを意識してコツコツ掃除機がけを行いましょう。
4.床の素材をよく確認する…
◆カーペット・じゅうたん
カーペットやじゅうたんは、ホコリなどを収集する性質があるのでホコリが舞い上がり辛いです。
カーペットやじゅうたん内部にホコリが潜んでいるので毛並みの逆方向から掃除機をかけると効率よく汚れを落とせます。
◆畳
目地が痛まないように、目地に沿ってやさしく掃除機がけを行いましょう。
畳と畳の間や部屋の端に汚れやホコリが溜まりやすくなっていますのでブラシ等を使用すると有効です。
◆フローリング
板の目に沿って掃除機がけを行いましょう。
人の歩くエリアより、クローゼット中や家具の下など、空気抵抗が少ない場所に汚れが集まる性質があります。
換気を忘れずに
掃除機がけを行うと、部屋中にホコリが舞い上がります。
できればマスクを着用して行い、キッチンの換気扇を回したり窓を開けて清掃を行いましょう。
掃除機がけでダニ予防!
掃除機がけは汚れを除去するだけではなく、床に棲みついたダニの予防・退治にも効果があります。
ダニはカーペットなどにしがみつき、食べ物のカス動物のフケをエサにします。
週二回くらいのペースで掃除機がけを行うことでダニの繁殖を予防できます。
掃除機でキレイな生活空間を
掃除機のちょっとした使い方の工夫で、掃除の効率や仕上がりに大きな差が出ます。
是非、今回のヒントを参考に掃除機がけを行ってみてください。