エアコン清掃前に確認!動作と汚れの状況。
気象庁の一か月予報によると西日本では、暖かい空気が流れ込みやすいようで、五月の一か月の平均気温は、平年より高いようです。
夜になると気温のせいで段々寝苦しくなってきますね。
暑くなってからエアコンが問題なく動くように今から準備をしておきましょう。
気温が上がってからエアコンの故障に気付くと、余計な時間や心労も増えて毎日のリズムも崩れかねません。
エアコンの動作確認
①リモコンで正常に動作するか確認しましょう。
1)暖房・冷房・除湿がそれぞれ運転する確認します。
※運転後、しばらくしてからエラー(異常)がでる場合があるので時間を置きます。
2)風量の調節ができるか確認します。
3)風向が調整できる確認します。
4)その他のボタンが反応する確認します。
※機種によって様々な機能があるので試してみましょう。
その他)エアコンを紛失した場合は汎用のものが販売されていますし、運転確認は本体に強制始動ボタンがあります。
室内機の確認
1)空気が出る部分から水が漏れたりしていないか確認します。
※室外に排水されるドレンホースが詰まっている場合が考えられます。
2)冷たい空気や暖かい空気が正常に流れてくるか確認します。
※流れてくる空気に温度差を感じない場合は故障の可能性が考えられますのでメーカーに問い合わせましょう。
室外機の確認
エアコンは室内機と室外機がコンビで成り立っていますので、室外機の確認も非常に大切です。
ファンがしっかり回っているか?周りに雑草などが生えていないか?などの確認をしましょう。
雑草が伸びてファンに絡まると故障の原因になります。
また、内部に水が溜まらないように排水用の穴がありますので、詰まっていないか確認しましょう。
エアコンの清掃方法
1)エアコンフィルターをカバーを開けて取り外し、清掃します。
※ほこりが多い場合は、先に掃除機で除去してから水洗いした方が効率が良いです。
※塩素系の洗剤で洗浄すると効果がでます。
2)ルーバー(羽板)を丁寧に拭き取ります。
※ルーバーを取り外せない場合リモコンで始動し、清掃しやすい角度でコンセントを抜くと角度調節できます。
3)カバー上部のほこりを除去します。
※中性洗剤を使用
その他)説明書をよく読み、慎重に作業を進めましょう。
パーツによっては、割れやすいものもありますので、力を入れず清掃できる範囲内に留めることが肝要です。
特に古くなればなるほど樹脂は割れやすくなっているので要注意です。
エアコン内部のクリーニングは専門業者へ依頼!
ホームセンターなどで販売しているエアコンクリーナーは、室内機内部のアルミフィンやファンの強い汚れを除去することはできません。
また、汚れが溜まると風力が低下して効きの悪化、あげくは故障になるかもしれません。
アルミフィンに汚れが詰まってくるとエアコンに余分な仕事をさせてしまいます。
「仕事量」=「消費電力」に換算できますので、スムーズな空気の交換が電気代節約のセオリーです。
エアコン内部は密封されていて高温多湿なのでカビが繁殖しやすい場所となります。
そのカビを通じた空気が部屋に流れてくることを考えると衛生的とは言えませんね。
エアコンクリーニングをして、夏を快適にすごしましょう。
弊社は第二種電気工事士の国家資格を取得してエアコンクリーニング協会にて研修を経たものがお伺いいたします。