お風呂にある換気扇の清掃方法
家の中で、一番湿気が高い場所にある、お風呂の換気扇は一番カビやすいものです。あまり気にされていない方や、何とか掃除したいのだけどどうしたら良いか分からないからついつい敬遠しちゃいますよね。
今回は換気扇の清掃する際のポイントや手順を紹介しますので、是非参考にご覧ください。
ハウスクリーニングをパックで依頼する場合はオプションとなる項目ですので、依頼する場合は確認が必要です。
換気扇が汚れているとどうなる?
浴室の換気扇は、空中に浮遊しているホコリやカビが主な汚れです。清掃しないで放置しておくと、浴室プロペラファン内の空気を効率よく入れ替え出来なくなり、浴室全体がカビやすくなってしまいます。また換気扇自体に負荷がかかり故障の原因にもなりかねません。故障すると多額の費用が発生するので、余計な出費が出ない為にも定期的な清掃をおすすめします。
換気扇の種類
シロッコファン
ユニットバスに設置されていることが多く、天井のダクトから空気を湿気を輩出します。最近は衣類乾燥機能や冷房が付いているものも多く、機能が増えると構造が複雑になるので、プロのハウスクリーニング士にお願いしましょう。
プロペラファン
扇風機の様な形状で羽がついているタイプの換気扇です。上部の壁に設置されていることが、ほとんどで空気を吸うパワーが強い事が特徴です。
プロペラファンはカバーを外すとモーターや回路が露出していることが多いので、ショートしないよう慎重に作業を進めましょう。
掃除の準備
①換気扇のブレーカーを落とす
ブレーカーは家全体のスイッチやエリアごとの子スイッチがあるので、状況に応じて使い分けましょう。
プロペラファンの換気扇にコンセントが付いている場合は必ず電源から外して作業してください。
電気が通る箇所に水分が付着すると感電する可能性がありますので、必ず乾いた手で作業をしましょう。
②マスクとゴム手袋・ゴーグルを用意する。
天井を作業する場合はホコリや汚れが作業中に顔に落ちてきます。
衛生面や怪我の防止の為に必ずマスク・ゴーグル・ゴム手袋で作業を行ってください。
③取り扱い説明書を用意する。
パーツを取り外した場合あと、元に戻すときの手がかりになります。
また、製品ごとに特長があるので作業を円滑に進める為に用意しましょう。
換気扇の掃除の手順
シロッコファン
必要なもの(共通)
・マスク ・ゴム手袋
・ブラシ(歯ブラシでも可)
・ドライバーやレンチ ・中性洗剤
・換気扇の説明書
①ブレーカーを落とす
②外装パネルを外す
パネルをつかみ、そのまま下に引けば、両端にワイヤーがV字に見えます。つまんで片側づつ引き抜きましょう。
③ファンを取り外す
メーカーによって外し方が異なります。ドライバーやレンチが必要な場合があります。
説明書を読みながら本体から引き抜きます。
④外装パネルやファンを洗う
分解できたら、パネルとファンを中性洗剤を使用してブラシで洗います。
カビが多い場合は次亜塩素酸を使用しても効率◎。
⑤ドラム(本体)を清掃する
洗剤を噴霧してブラシで掃き出す様に掃除します。
冷水より熱湯の方が早く汚れを除去することができます。
⑥外したパーツを取り付ける
⑦換気扇の動作チェック
プロペラファン
シロッコファンに比べて仕組みがシンプルなので比較的難易度は低いです。
①ブレーカーを落とす
②コンセントを抜いて換気扇の外装を外す
③プロペラを外す
センターのパーツに外す方向が付記されているので目安にして回転して取り外します。
説明書も活用しましょう。
長期放置している場合は汚れで固着している場合があるので、力を入れ過ぎず対処してください。
④パネルとプロペラを洗う
⑤本体を洗う
壁から外さずにブラシを使用して内部のホコリや汚れを取ります。
水分を含み過ぎた雑巾を使用したり、洗剤を直接吹き付けると漏電やショートのリスクが高まります。
清掃後はしっかりと水分を拭き上げましょう。
⑥換気扇を組み立てる
⑦動作チェック
プロに換気扇クリーニングを!
換気扇はメーカーや年代によって分解方法が様々。個人で対応すると故障や怪我のリスクが高まります。
安全に、そしてよりキレイにしたいと思われている方は清掃をプロにお願いしても良いかもしれません。
お問合せお待ちしています。